リビングマロニエ10月9日号に掲載されました 医学博士 早田邦康先生のコラム ポリアミンと納豆 究極のアンチエイジング成分 「ポリアミン」の王様は納豆 早田邦康著 「納豆一日一パックの若返り術」(グラフ社) 医学博士 自治医科大学大学院准教授 このシリーズで私の研究の一部を、できるだけわかりやすく説明すると同時に、生活習慣病に関する知識を書いていきます。多くの方に正しい健康知識が広がることを願っています。  「活性化酸素」について、みなさんは耳にしたことはありませんか。私たちの体のなかには、常に活性化酸素が生まれています。この活性化酸素によって健康な細胞がサビつき、組織が傷つけられることが、老化や、老化に伴う動脈硬化などの病気の原因と考えられてきました。酸化が、老化や生活習慣病の進行を進める原因になっていることは間違いないようです。しかし、単純に酸化物質を消去する抗酸化物質では、進行をうまく抑えられません。そこで最近では、酸化物質をつくる原因となる"炎症"を抑えるほうが、老化や生活習慣病の予防や治療に効果があるのではないかと考えられています。炎症を抑える効果があるのが『ポリアミン』です。ポリアミンは、すべての生物の細胞内でアミノ酸から合成される物質ですが、加齢とともにつくられる量が減少していきます。では、ポリアミンを効果的に取り入れるにはどうすればよいのでしょうか。  私は、納豆を毎日食べることをすすめています。納豆はポリアミンを豊富に含む食品の王様です。アンチエイジングに適した食材と言えます。